釣り

コウイカの釣り方を紹介

どうも、越前さばです。桜のつぼみが出始めサクラマス、尺アジと福井の海も賑やかになり始めました。

春からは釣りものがまた増えます。今回はイカの中でも春先のデイゲームで狙いやすいコウイカについて実釣交えたもので紹介します。

コウイカとは

アオリイカのように藻場にいる事もありますが、砂地のほうに生息してるイメージです。狙う時季が早春〜初夏が釣りやすい気がします。捕食はイカの中では下手な方かなと思います。釣るポイントとしては潮の流れが緩やかな場所がおすすめです。

味はどうかといえば

身が厚いですが、食感はねっとりしています。硬いってことはないです。刺身で美味いかといえば好みだとは思いますが、他のイカほどの甘みはありません。肝、墨の大きさ、量がすごいイカです。

肝、墨は少しクセがありますが、ゲソ、身をぶつ切りにしたものをバターで炒めて肝を絡ませる肝バター炒めが最高です。私自身はコウイカは加熱して食べた方が美味しいと思います。

墨袋を破かないようにして残しておけば、イカ墨パスタなども出来ます。これも歯が黒くなりますが、イカの旨味を感じる一品になります。ニンニク醤油でガツンと味決めてください。

パスタなんて言いましたが、格好つけなくて良いんです!冷凍うどんが早くて簡単でよく絡んで美味いです。

私がイメージしているイカ釣りシーズン

イカってやってみると一年中釣れます(狙えます)。

今回のコウイカでは春のマヅメはまだ肌寒いの日が長くなって暖かい日、親アオリイカのシーズン前に日中ゆるくシャクって狙いのがおすすめです。

  • 冬(2月半ば〜):ヤリイカ
  • 春(3月後半〜):コウイカ
  • 春(5月半ば〜):親アオリイカ
  • 夏(梅雨明け〜):マイカ
  • 秋(9月〜):新子アオリイカ

ショア(陸)から釣れる美味しいイカはこんな年表ですね。スルメイカ、ブドウイカなども釣れますが稀で美味しくないので外道扱いです。

冬場に漁港内に入ってくるタルイカはまだ掛けたことがありません。姿は何度か見てますが、まだタルイカは掛けたこともなく、タルイカをエギングで釣り上げるのがわたしの目標であり、夢です。

コウイカの狙い方

エギングで使うエギならなんでもいいと思います。ダイソーのでも十分釣ることが出来ます。アピール力高い赤、オレンジ系のエギがおすすめです。サイズは3.5号をベースに大きめのアピール力高めのものをおすすめします。底を叩くようにステイ中心の釣りでシャクリはそれほど要りません。底付近でエギをコウイカに気づかせて誘うことが重要です。

どうしても底を狙う釣りになるので根掛かりが多いです。

エギをロスしたり、リーダー組み直すことを暗いときするって私はストレスです(笑)簡易なものクイックリーダーを持っててもいいかもしれませんね。

DUELのフロロラインでスナップも付いているのでPE側で輪っかを作り、ループを通すだけで便利です。エギングには2.0号、3.0号がおすすめです。

釣り方としては、ボトム!ボトム!ボトム!!って感じで底で叩くように縦に上げ下げしアピールしてステイさせます。私は3.5号メインに釣り仲間(わーちゃん)オススメの直リグのシステムを採用しています。なす型の重りでもいいんですが、細長い型のシンカーの方が根がかりが少ないです。

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3.5g、5.3g、7g、10g、14g、28gと種類がありますので好みで選んでください。7g前後が根魚狙うのにも程よい気がします。

タックル

狙いがイカなんで標準的なエギングのものでいいと思います。強いていえば春イカ仕様の強めの竿が良いです。

私はLSJ(ライトショアジキング)の軽めのでしています。

  • エヌワン902SSJ
  • レガリス3000XT
  • ピットブル0.8号

2万円ほどの竿ですが、軽くてバットも強くデザインも格好良くて扱いやすいお気に入りの竿です。ルアーウエイトが5〜30g、長さも9ftと少し高さがある場所でも使いやすいです。

いい表現だと万能ですが、悪い表現だと半端ともとれる竿です。ショアジギングメインの私には疲れにくくてなんでもできる竿と思っている優秀な竿です。軽くてパワーもあるので急な大物でも対応できます。教えたくないですがおすすめします!

コウイカ、マイカ釣ってる時の竿はだいたいコレ。なんでかというとショアジキングしている時でサブでエギを持っているからです(笑)釣りのジャンルではショアジキングが1番好きなんですが、不発になることも多いです。

福井のコウイカのポイント

砂地で波が穏やかな潮通しが良い湾、漁港がポイントになるでしょう。私の実績高めのポイントをご紹介します。敦賀方面、嶺南の方がコウイカ釣れています。越前海岸側はコウイカの接岸しにくいのかもしれません。

敦賀新港

駐車場もそこそこにあってトイレもあって足場もよい人気の場所です。ファミリーでもおすすめの場所です。週末、休日は人が多いので私は絶対に行かないです(笑)

大きいフェリーが通るため、水深があるため釣りものもアジ、サゴシ、真鯛、イカなど魚種豊富です。

動画で釣れていたポイントは右のテトラ帯の場所です。

メインのフェンスがある場所でも釣れますが、底をとる釣りなので周りにあまり人が居ない場所へ行きました。釣り人のレベルは初心者〜ベテランさんまでバラバラです。

気比海水浴場

アクセスがよく駐車場、トイレもあります。日本三代松原の一つで観光名所でもあります。釣り人もちょいちょい居ます。キス、アオリイカ、青物、マゴチと釣れます。砂地メインで穏やかでいい場所ですが、魚っ気ない時はマジで釣れない場所です。ワタリガニも釣れたことがあります。おすすめ場所は駐車場の正面ではなく、松原小学校側が断然釣れます。逆の河川側の方も有力ポイントですが、雨後で濁り入る時はおすすめしません。

鷹巣漁港(たかすぎょこう)

トイレはありませんが、近くに釣具屋さん、ファミリーマートもあって福井市からもアクセスがよく駐車場はいっぱいあるので人気の釣り場です。港内で足元でサビキでアジいっぱい釣れます。冬場はメバルもいっぱい居ます。砂地が多い漁港で良型のコウイカも数上がっています。コウイカ狙いは4月半ば〜と嶺南、敦賀と比べてやや遅めに始まります。GWは人も多いでしょうが、コウイカ狙いにはかなり適した時期です。

敦賀のことは上州屋新敦賀店で情報を得て釣りに向かいましょう。10時オープンですが、ハイシーズンの祝・日曜の前日は24時間営業で頑張ってくれています。

これから水温も上がってベイトの活性が上がっていけば、思わぬ釣りものに出会えることができるかもしれません。

コウイカはエギングと考えるとそれほど激しくエギをシャクってアクションさせなくていいので少し特殊かもしれません。ゆるーく誘って乗せるイメージです。動画でもタコが掛かりましたが、タコ釣りに近い気もします。コウイカがいるところでしっかりエギを見せてあげれば釣れるので難易度はそれほど高くないかもしれません。イカを釣ってみたいと言う方にもオススメのイカです。

釣れなかったら観光してね。時間に余裕があれば氣比神宮が近くなので参拝しておきましょう。