越前さばです。今年は6月になりますが、仲間を含んでも自身のアオリイカの記録を大幅に更新するモンスターを仕留めることが出来ました。
私の使用タックル、実績高いエギ、ポイントを紹介させていただきます。よかったら参考までにして下さい。
使用タックル
- ロッド:17エメラルダスAIR 73MI(インターライン)
- リール:21エメラルダスAIR LT2500S(シングルハンドル)
- PEライン:エギ人0.5号
リーダーはフロロカーボン1.75〜3号を使っています。
藻場の状況、磯時は太めを使います。秋〜の新子、ヤリイカは使っても2号までです。
昨年子どもが出来たので資産形成のためにロッド、リールともにAIRを購入し、タックルを更新しました。初めてのインターラインのエギングロッドになります。
新品の17AIR 73MIが24,500円と破格だったからです。
※軽ければいいけど、ロッド・リールの重量バランスは大事です。どっちか上位機種持ってしまうと必ず私みたいになるので気をつけてください。釣り具は沼です、買い過ぎないように気をつけてください。
※タックルは高くなくても釣れます。
今までガイドのエメラルダス86MLを使っていましたが、エントリーモデルとはいえこれ一本で1年通してどのイカも対応できます。
86(8フィート6インチ)が漁港、磯場、高さがある所などに対応しやすい一般的な長さのスタンダードモデルになっています。
73(2.21m)に対して86が2.59mなので約38cm差になります。ちなみに83は2.51m。
86と83では差は約8cmですのでさほど気にしなくてもいいと思います。
アウトガイドからインターラインに変えてみた感想
それぞれのメリット・デメリットがあります。そのへんの感じ方は個人差もあるのでなんとも言えませんが向き合う必要性はあります。
インターラインのメリット
- ライントラブルが少ない
ガイドがトップしかないのでトラブルは少な目と言われています。風が強い時、しゃくりのアクションを入れる際のライン絡みは少なめだと思います。
- 感度が良い!?
AIRの特性かもしれないですが、ブランクス性能がよいものは手元で感じ取れます。ラインで取ってた私は違和感感じたので慣れは必要だと思います。でもその違和感がわかるほどブランクスの差が分かります。
インターラインのデメリット
- ガイドに比べると飛距離が落ちます
実経験で言えます。86MLから73MIに変わってるので比較対象ではないと思う方もいらっしゃると思います。内部に接するライン面干渉のために落ちると言われています。
また、内部の汚れもライントラブルにつながってしまうので、超撥水仕様とはいえ、釣行後はしっかり水洗いし内面の汚れを落として乾燥させてください。
- 最初にラインを通す一手間がある事
専用のワイヤーにラインを仮結びなどしてガイドを通す必要があります。ワイヤーを忘れる、紛失するトラブルもあるかと思います。その際は太めのラインで通してやればできない事はないですが、ワイヤーの方が早くて、楽です。無くした場合でも購入はできますが、出来るだけ無くすことがないように気を付けてください。
実績の高いエギをそれぞれ紹介します。
エギ王3.5号 ムラムラチェリーSS
ど定番のヤマシタさんのムラムラチェリー(通称:ムラチェ)です。今回の2.2キロアップのアオリイカはこいつで仕留めました。タイプはSS(スーパーシャロー)で8秒/mと沈下速度はかなり遅いです。潮の動き方では沈めせることは出来ませんが、漁港、湾などでイカにじっくり見せて誘ってあげる際にかなり有効です。
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フラッシュブースト3.5号 キンアジ
カラー豊富でデイゲームでかなり力を発揮します。今までは朝、夕のマヅメ時間帯でしか釣れないイメージがありましたが、アピール力の強いエギを使えば話は別。そりゃ釣れるわってくらいハマる時のあたり方が凄いです。前年度は中々入手できなかったですが、今ではシマノさんも量産を頑張ってくれて通常価格で購入できます。沈下速度は3.7秒/mとそれほどスローでもないです。
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エギ王ネオンブライト 3.5号
2022年の人気エギはコレ(通称:ネオブラ)です。今現在で3.5号のベーシックで3色が展開されています。状況、紫外線下で各色それぞれ異なる発行でアピールするタイプの次世代エギと言われています。昨年のネオブラ全然釣れなかったんであまり信じていなかったですが、マジでよく釣れます。3種類とも揃えたいところですが、人気がありすぎて高騰しています・・・。ベーシックなので沈下速度は3.0秒/mとやや早め。下部のヒレで潮受けしてても安定フォールを出すので体感的には落ちるのが早いとまで感じることはないです。
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ピーカンブルー
ピーカン・澄潮・潮止まりなどのタフな状況に強い紫外線発光カラー。
澄潮に馴染むカラーがやる気のないイカを攻略。
ヘッド部のイエローカラーにより視認性も良い。
クラクラウッディ
波・風のあるローライト・曇りのマヅメに強い紫外線発光カラー。
ローライトでも視認性が良く、赤のネオンブライトボディがマヅメ時特有の赤い光を受けることにより、エギの存在を強調する。
マッディキング
雨後や底荒れによる濁り潮に強い紫外線発光カラー。
緑のネオンブライトボディが濁り潮の中でもイカにエギの存在を効果的にアピールする。
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エメラルダスステイ S 蛍光キュカンバー
ダイワさんのステイは巻きシャクリ仕様で扱いは少し難しい、癖があるかなと思います。慣れるとほんとステイで喰わせることができますが、ダート系様に動かすとシンカー、カンナにリーダーが絡まるんで、シャクるよりジャッジャッジャッと早巻きをイメージしてください。
3.0号でも他の3.5号並あるので選ぶ際は気を付けてください。M Lでは抵抗強めに感じるかと思います。カラーはいっぱいありますが、スイカ柄っぽいキュカンバーがケイムラって事もあるんですが、マヅメ時かなり力を発揮した事もあります。ステイの後にピーク(ダート系)が出ましたが、非ダート系も持ってても面白いかなと思います。
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実績ポイント(場所)を紹介
近日中に春イカに関する動画もアップさせますのでこちらもよかったら見てください。
福井県では越前海岸、嶺南と有数のスポットがあるため、ここが釣れるよ!とまでは言えませんが、アクセスについて、自身の実績ある場所を紹介しますので参考にしてください。
5月中旬からは越前海岸でも釣果情報で始めますが、毎年どこが早いかで言えば、南側(嶺南)です。マップで自身の経験で特に強いポイントには赤丸(◯)をつけています。
神子漁港
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駐車場は無料で漁港内、外に生簀があるため、この付近にベイト、イカが居ます。ベイトも豊富で潮も穏やかで、内側はホンダワラ、外側はアマモがあるため、産卵目的で接岸するアオリイカにとってはかなりいい環境だと思います。コウイカも結構居ます。テトラ側もかなり御影濃いです。青物も通り過ぎるのを見たことがあるので潮通しも良いでしょう。観光バスで釣り体験などもしているので通行の邪魔にならないように駐車しましょう。
菅浜漁港
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清掃協力費700円がかかりますが、トイレもあり、安全な漁港です。先端もいいですが、テトラ側が潮通しも良いため好ポイントになります。漁港内は船のロープがなければしっかり探っていきたいです。御影も濃く、根魚(カサゴ、キジハタ)も結構居ます。アオリイカは回遊で入ってくる感じですが、日中でも風の受け方次第ではエギングで実績高いです。コウイカは内側、外側共に数が居そうなイメージです。
白木漁港
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原電近くになります。風の影響をかなり受ける場所ですが、親アオリイカはかなりの数が接岸しにきます。特に漁港の出入り口あたりのテトラの切れのところによく居着きます。アジ、キスなどを泳がせたいです。テトラ帯は行けますが高さがあるので注意が必要です。海水浴シーズンまでは駐車料金はなかったと思います。
鞠山海水浴場
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敦賀新港近くの海水浴場地です。入場には1,000円の駐車料金が必要です。ファミリー層からベテランの方までいろんなお客さんがいらっしゃいます。アオリイカはエギングよりヤエン、泳がせで狙う方が多いです。内、外側ともにイカがかなりつくポイントだと思います。
糠海水浴場(付近)
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正面はかなり浅いですがマーク部は実績高いポイントです。テトラを降りていくのは少し手間ですが、足場は悪くはありません。ちょうど駐車場もあるのでアクセス的もいいと思います。こんな場所ではありますが、豆アジがかなり溜まるため、やる気のあるアオリイカが集まるのかと思います。
甲楽城漁港(付近)
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今現在は駐車場、漁港は封鎖されています。かつて漁港の先端域はアオリイカの有名スポットでした。※今でも(一部の投稿者を見ると)釣れているみたいですが・・・マップで立入困難としていますが、柵で進むには危ないと思いますが、外側のテトラを歩いて侵入しているのでしょう。本当に危ないのでオススメしません。漁港の反対側のテトラ帯へは進むことができます。潮通しもよく、深さもあってホンダワラ生い茂っています。アオリイカの絶好ポイントです。駐車場は河野診療所前で前で停める事ができます。ここからボートを出す方は多いです。
厨(くりや)〜小樟(おこのぎ)
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時期的なもので夕方〜朝方まではヤリイカ、マイカ狙いの餌釣り師と場所が被るので場所取りが中々難しいですが、日中はガラガラです。大型アオリイカが足元でも普通に回遊しているのでかなりの数が期待されます。平日は工事車両の出入りがあるので釣りができない日もありますが、週末は工事をしていないのでチャンスです。夜はアジングの人も多数居ます。
梅浦漁港
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テトラを渡って先端へ行くルートが難しくなったので釣れる場所というのは限られています。①漁港の手前を降りた川の横の先端、②漁港から離れた岩場を降りたところのテトラ帯の2カ所がアクセスこそイマイチですが釣りがしやすく実績もあります。①の防波堤は夜が特に強いです。(秋も同様に)
玉川漁港
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玉川観音のところは大きな駐車場があるのでここに停車して、漁港側、正面のテトラ帯、岩場へと攻める事ができます。漁港側は潮通しもよくホンダワラ凄いです。アオリも釣れますし、玉川あたりは夜はマイカが入ってきます。駐車場、自販機、トイレと整っているので個人的にはかなり好きな場所です。
居倉漁港
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水仙の里の駐車場に停めてすぐの漁港です。藻がかなりついており、アオリイカ、根魚の好ポイントになります。外側正面は青物の回遊もあるので通っているとそのうち爆釣おこうかもしれません。以前動画で捕獲したサケガシラはここで発見しました。海が荒れた日は漁港内にかなり魚はいるので荒れた後日がチャンスです。駐車場、自販機、トイレがあるので便利な釣り場かと思います。
鷹巣漁港
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週末はファミリーフィッシングで盛り上がっています。サビキしてくれているおかげなのかフグも多いですが、ベイトもちゃんと居てくれます。秋はイカもすぐ手前でサイトで釣れるほどです。2022年、今年は春イカもかなりの数釣られている印象です。先日生簀の周りでウロウロしている個体を群れで見かけました。なんかでスイッチ入ればポンポン釣れそうでした。
まとめ
動画でも言っていますように春のアオリイカに関しては運要素はかなりあると思います。エントリーしたポイントでアオリイカの捕食スイッチが入るかどうかです。先日とある場所で20パイ近くの群れを見かけました。ほぼペアリングされている感じでエギ、餌(アジ)とも見向きもされなかったです。
梅雨前後でまだ大型個体も狙える時期なので積極的にエギングしていきましょう。釣れなくても秋のポイント探しも楽しいですよ。