住まい

農地転用

わたしはなんにも知らなくてとりあえずこの田んぼに建てる方向だったのですぐ埋め立て!をと思っていたら、父からまず農転やぞって言われたので、

じゃあ農転!農転!!ってなったけど農転てなに??

田んぼを埋めて家建てます!!って市役所に出すだけだと思っていました。

婚姻届を提出するくらいのものをイメージしてて全然わかっていませんでした。無知です。

田んぼ、畑などの土地に住居を建てる場合にはまずこの申請が必要になってきます。農地法第4条・第5条の届出、許可申請に関わることになります。

その場所が市街化区域か市街化区域外で申請内容は少し異なるようです。

わたしの田んぼは市街化区域外でしたのでそのあたりの流れを記載します。詳細知りたい方はここから見てください。

この農地転用の申請後、許可がでてから、造成(埋め立て、土地改良)が可能となります。

場所とタイミング

場所

市役所の5Fにあります!農業委員会でおこないます。

タイミング

ハウスメーカー、工務店での契約した規模の住宅をその土地に建てると決まってからだと思います。必要なもので述べますが建物平面図が必須書類だからです。

と、住宅ローン申請も資金計画書として必要になるからです。住宅ローンを申し込む銀行に事前審査書類を出しましょう。いいかわるいかは別にしてだいたい福井銀行じゃないでしょうか??

後日、電話連絡があります。気を遣われてかド平日18時頃連絡がありました。

本人確認、勤務先、配偶者の勤務先、だいたいの年収、借金や健康診断は問題ないかなど問われます。

問題がなければ審査が通りあなたは○○万円貸付可能ですと通知が来ます。

期日

毎月10日が締め切り日になっています。

必要なもの

今回、実家の田んぼに分家住宅を建てるにあたって提出する必須書類は下記のものです。記入例がありますので参考にして書類を揃えましょう。ハウスメーカーからのサポートでほぼできることなので大丈夫です!!この段階では行政書士とか要らないです。

土地の登記事項証明書は申請前3か月以内のものが必要となるので注意してください。市役所と裁判所奥の法務局を往復することあると思います。法務局も内容伝えれば書類用意してくれます。数百円ですがお金はとられます。

6~8はハウスメーカーに丸投げでOKです。わたしの場合は所有者で祖父でしたので使用貸借権は永年となっていますが、注意すべきはわたしー祖父間の契約ということです。今後どうなるかは考えないでおきましょう!田舎はこーいったところがざっぱです。

銀行の住宅ローンの事前審査が終わって借り入れ可能額のお達しが来ます。記入例のように事前審査済みと記入しておけば大丈夫です。

自己資金(頭金)を考えている場合は預入先の通帳の名義人、残高のコピーを用意しましょう。

他、申述書がありますが農転予定の場所は銀行ローンの事前審査がOKで、ちゃんとした資金計画があって申請通りの内容ですよーってものです。

その地区の自治会長農家組合長の四角い印鑑が必要です。慣れ親しんだ土地柄とはいえ、手ぶらより手土産があるとよいでしょう。

わたしはすごいベタなものを用意しました。店頭では4、5種類の詰め合わせがありました。2000円しなかったと思います。これくらいでほどよいんじゃないでしょうか。

まとめ

農業委員会に提出する申請締め切り日は毎月10日です。許可がおりるのがだいたい3週~1か月ほどです。許可証に1000円かかるそうです。

わからないことがあったら市役所5Fへ突撃してください。自分以外にもマニュアル通りの市役所対応で困っている方いっぱいいます。駐車場3Fからの通所にまで響くほどぶち切れている人の怒鳴り声も聞きました。すごくわかります。

ハウスメーカーからもサポートあるので行政書士は不要で大丈夫です。

この農地転用と同時進行していくものに都市計画課への開発行為の許可申請です。同じく市役所5Fにあります。

ここへの必要になる書類は農地転用と一部重複もありますので同様にサポートで大丈夫です。

只、おかしい話、農地台帳が必要となります。これは農業委員会から1枚10円でコピーでもらえます。市役所印ありのものでもらえます。

田んぼを分家住宅としての農地転用、開発行為の許可を必要とする場合

市役所へ足を運ぶ手間を減らすため、開発行為の許可申請時に農地台帳が必要かどうかの確認はしたほうがいいです。市役所5Fを一度で終わらせましょう!!