住まい

見えない費用(カネ)

住宅(家)以外にかかりしもの

わたしの場合ですが実家の田んぼを整地して家を建てることになります。

当然、今の田んぼの状態では建てることはできません。

沈みます。

簡単に言えば埋め立ては必要になってきます。このあたりはなんとなく察しがつくとは思いますが他にもいろいろかかるんです・・・家以外でこれくらいかかりますが建てる家はいくらにしましょうか?といった資金計画の話です。

今回はそーいった内容をあげてみようと思います。まとめで概算の詳細を記載しておきます。

無知なわたしはぼったくられているかもしれません。闇の部分を参考にしてください。

土地

よく見かけるのが坪〇〇万円とかで記載されています。

1坪とは1.8m × 1.8mでおよそ3.3㎡の大きさのことです。畳2枚分です。

名目の形式は様々でしょうが、売買代金、負担金、固定資産税精算分、所有権移転登記費、これに仲介手数料がのってくるものだと思っています。

とりあえず、実家の田んぼ利用なので土地取得はゼロ!!(に、しときます。)

諸経費

地盤調査費

建設場所の地盤調査

そのまんまです。地面はいくつもの層からできています。その層である地盤の強さ、揺れやすさを事前に調べるものです。費用はだいたい10万円ほどです。データは後日すべてもらえます。この時点ではハウスメーカーを変えることは可能です。内容によっては土地改良が必要かどうかの話になるので見積りがより視えてくるのではないでしょうか?

ちなみに田んぼの場合は絶望的だと思ってください!!

借り入れ関連

団体信用生命保険料

ローンを組むうえでついてくる保険です。死亡・所定の高度障害状態になったら住宅ローンの残高が0円になるプランです。

三大疾病、けがなどなどの保証もつくプランもあります。これらのオプション的なものは金利をプラスすることでつけれますが、個人的には不要だと思います。

申し込み手数料

金融機関によりますが、だいたい20万円ほどです。

印紙代

融資に関するもです、雑費です。1万円ほどです。

分割実行経費、つなぎ融資経費

土地、建物の支払いのために一時的に融資をうけた場合の金利、手数料です。変なふうに思いますがここでの手数料は高いと思います。10万円ほどです。

登記関連

表示、保存登記費用

建物を測量、登記する費用です。家屋調査士、司法書士にしてもらいます。登記土地所有者の住所変更なども必要です。15万円ほど。

抵当権設定費用

土地と建物に対する抵当権の設定費用。7万円ほど。

農地転用、地目変更費用

農業委員会へ申請、地目が「田」などの場合は必要。

別記事でまとめておきます。書類多すぎです。ハウスメーカーにお願いしていいと思います。農地転用の申請をし、許可がでてからやっとはじめることができます。

このくらいの規模のものを建てますよってわかるもの(設計図など)が必要となってきます。

申請関連

確認申請、完了検査費用

役所に建築を申請、検査をうけるための費用。3万3000円。

上水道加入金

公共水道を使うにあたっての加入金、検査手数料。12万円

下水道受益者負担金

下水道を使用する際の費用。福井市の場合で460円/㎡でした。

約200㎡(約60坪)だと9万2000円です。

わたしの予定場所の田んぼは登記がややこしく、全体でだしてます。404㎡でした・・・。18万円ほどです。

長期優良住宅、低炭素住宅申請費用

申請には費用がかかりますが、住宅ローン控除の優遇、売却時に付加価値といったものをつけることができます。費用は10万円ほどらしいです。

正直、わたしは興味がないのでごめんなさい。住宅の性能維持のためのメンテナンスは計画通り必ずしなければならないこととなり、メリット以上にコストがでてしまうのではないかと考えているからです。

今から家づくりを考えている人は標準仕様で長期優良住宅レベル、それ以上だと思います。

その他

火災保険費用

付保金額、期間にもよりますがとりあえず10万円になっています。

予備費

契約書印紙代、着工前敷地除草費用、地鎮祭費用などで10万円

付帯工事

外部給排水

外部への給水、排水、浄化槽の工事など。38万円

エアコン工事

リビング、主寝室の計2台。大型と10畳用で予算だしています。53万円

カーテン

平均的目安で23.5万円。

照明器具、取付費

平均的目安で28万円。

外構①(土間、カーポートなど)

積雪対応カーポート2台分、洗い出し土間コンクリート工事など。110万円。

外構②(アプローチ、塀など)

玄関アプローチ、目隠し塀など。10万円。

植栽工事

シンボルツリー、下草など。10万円。

地盤改良費

地盤調査の結果により、強度が足りない場合かかるもの。今回は田んぼなので必要でした・・・100~200万円ほどとのこと。

水道引込工事

道路から宅地内までの引込工事費。33万円。

下水引込工事

宅内マス設置工事。5万円。

ガス一次側配管工事

オール電化、IHでするため、なし。

プロパン、都市ガス検討の方は費用かかると思います。

造成工事

田んぼの埋め立て費用。盛土、土留などの工事費。91万円。

まとめ

概算ではありますが、資金計画時にでたものです。

ざっくりですが、たすと558万8967円になります。

これにまだ未確定の地盤改良費がかかってくるので700万円以上になろうとしています。

うち、消費税40万1997円。  10%やばすぎるだろ・・・

家以外にこのくらいかかることを考えて建物本体の価格をみていきましょうという話です。

田んぼから家建てましょうーて話をすすめていくと、総額でいくらでみましょうかとなると思います。

例えば3000万円で考えてみる場合。簡単に考えてしまうと、

3000-700=2300万円(税込)の家です。

家の購入価格(初期費用)についての考え方はみんな絶対違うと思います。大きな買い物であるのでしっかり考えていかないと・・・大変なことになります。

おもしろかったことが離婚の可能性がすこしでもあるなら新築購入はやめたほうがいいと言われました。

他にも細かな申請などあるので簡易ではありますが記載したいと思います。