住まい

火災保険について

火災保険とは言いますが、住まいと日々の生活に対しての保険になります。家の災害に対してと思えば家災保険とでもいってもよいでしょう。私自身の考える順は無茶苦茶かもしれませんが参考になると幸いです。

火災保険は必ず加入してくれとローン借入した福井銀行さんに言われました。

新築ではなくてもみなさん加入されていると思います。

知り合いのところでは一昨年落雷で家電がやられたり、壁に亀裂が入ったとか聞きました。が、火災保険で結構出たそうで家電は更新できたとのこと。家財では周りで差が出たところがあったそうです、補償内容をどこまでにするか個人の考え方ですよね、本当に難しい。

とは言っても、ほんとまず相場がわからんので・・・

価格.comで見積もりをとってみた

最大で11社との事ですがうちのところに来たのは7社でした。※ 楽天は案内のみ。

ちょっと前で建てた人から聞いたより思った以上に高い・・・。数年で保険料が上がったのか、提案内容がぼったくりのものなのか・・・。

分からなくても福井銀行、ハウスメーカーからも提案はあるのでご安心ください。

結論を言ってしまうと難しく考えたくない方はハウスメーカーに任せてよいでしょう!

私と縁があったメーカーさんはサポートをしっかりしていると思ってましたが、どこを提案してくるだろと思っていましたが東京海上日動火災保険でした。

おぉ!!(自分の中で背中を押された気もして楽になりました。)

価格.comで値段がこの辺りが現実的なものだろうと思ったのが2社でした。うち1社が東京海上日動火災保険でした。

銀行から紹介のものは高いのでダメです。

地震保険付き、10年で30万円を超えるようでしたら見直しが必要です。

水災は必要とするか

タイトルであるようにここ近年では大雨の被害(水災)はかなり多い気がします。

床上浸水はまずいです。

火災保険で補償に水災を含めていると損害によっては保険金が出ます。が、自分にあった内容の保険を選べるかどうかの1つが水災でもあります。

あなたの地域、水災リスクはいかがですか?

楽天の火災保険の試算では住所を入力するとハザードマップから水災リスク区分をだしてくれるので便利ですよ。

家の構造は大きく分けると3種類。

  1. M構造(鉄骨あり、マンション構造)
  2. T構造
  3. H構造

戸建ての一般住宅だとT構造かH構造になります。M構造はほぼ関係ないでしょう。

木造で一般的な家だとH構造になると思いますが、鉄骨造、耐火性能があるものだとT構造となります、構造はだいたいH構造だと把握しておくとよいでしょう。ツーバイフォーも木造となります。

数分で下記の判定が出ます、参考までに見てはいかがでしょうか。

私の場所では水災はまぁ、ほぼほぼ大丈夫(いらない)かなと思います。理由は大きく2つあります。

  1. 水災の基準、床上浸水or地盤面から45㎝を超える浸水がハザードマップ上で問題ない点。
  2. 水災をつけると約10万円(10年)と、保険料が高い。

床下浸水の場合は対象外になりうるといった点でうちは基礎部で45㎝あるのもあって建物内部の床は超えるような床上浸水にはならないのでないかと思っているからです。豪雨による増水でも現実的にはほぼ床下浸水の範囲でしょう。まずはお住まいのマップを見て考えましょう。

床上浸水または地盤面から45㎝を超える浸水があった!!

どれくらい保険金が出るだろうか?

①再取得価格の15%未満の損害支払限度額の5%(100万円が限度)
②再取得価格の15%以上30%未満の損害支払限度額の10%(200万円が限度)
③再取得価格の30%以上の損害額(修理費)の70%の支払い

家の評価額が支払限度額(保険金額)であり、例えば3,000万円で①15%未満の損害だと5%で150万円ですが100万円までしか出ません。②の場合でも10%、300万円ですが、200万までしか出ません。

あれ?って思うところありますが、難しく考えずに床上浸水でしたら損害額(修理費)の7割出るものだと考えていてもいいかなと思います。

火災と風災

火災保険に関してはこの2つの補償は必ずあるものでしょう。難しく考えなくていいと思います。うちら福井では雪の被害がひどい年もあるので、風災の内容はしっかり確認したほうがいいです。

火災

火災、落雷、破裂・爆発による損害を補償します。

風災

風災(台風)、雹、雪災による損害を保証します。

建物と家財

補償範囲でどこまでが建物で、どれが家財になるのかはわかってないといけません。

一口100万円ですが、家財の所有金額を目安に設定するのが一般的です。その上で家財に対しての支払限度額を設定しましょう。

破損限度額は30万円か50万円から設定するそうです。ここは30万円で十分でしょう。

  • 建物とは建物に取り付けられてあるもの。

エアコン、システムキッチン、インターホン、浴槽、洗面台など

+カーポート、物置もなどの付属建物、門、堀、垣、外灯の野外設備装置も含まれます!

  • 家財とは移動させることができるもの。

家具、衣類、テレビ、洗濯機、冷蔵庫など

簡単に考えると、家のもので高いものがないのならば家財の補償は抜いてもいいのかもしれません。

落雷による過電圧で家電が死ぬことはなくはないので、家財を雷から守る意味でタップをかますのをお勧めします。埃がたまらないようには注意が必要です。

  • シンプル、コンパクトで差し口が3箇所あるので2口コンセントの下につけておくと重宝します。実用的。1,600円ほど。
  • 木目調になっていてコンセント向きがクルクル回せます。知人宅で使われています。回らなくてもいい気もしましたが、なんか雰囲気おしゃれです。値段は3,000円ほどです。

盗難、水濡(ぬ)れ

盗難、水濡(ぬ)れ、建物の外部からの物体の衝突、労働争議などに伴う破壊行為などによる損害の補償をするものです。

水漏(も)れと、伝えると保険金でない場合がありますので注意してください。

盗難については30万円円を超えるものは1事故あたり100万円までの補償となっていますが、うちにはそんな高級なものはないでしょう。嫁のかばんが一部いいのあるけどそこまででもないしなー笑。

破損

火災、風災、水災、盗難・水濡(ぬ)れでもない偶然な破損事故による損害の保証になります。

例)模様替え時、ソファーなど家財を動かした際にうっかり窓ガラスを割ってしまった。

例)掃除中に、うっかりテレビを落としてしまった。

うっかり、という点がポイントかもしれません。

携帯電話、ノートパソコン、自転車、コンタクトレンズ、メガネなどは対象外。

住まいの保険(火災、風災、水災、盗難・水濡(ぬ)れ)に関しては免責額(自己負担金)を選べます。

  • 0円
  • 5千円
  • 3万円
  • 5万円

まぁ、ここは迷わず0円、一択でしょう

ただし、この破損に関しては免責額は5千円になります。破損を補償に入れる方はご納得ください。

地震保険

まず補償されるものですが、

  1. 地震による倒壊
  2. 地震による火災
  3. 津波による流失

と、なります。

私の考え的には免震で地震に強い造りだから大丈夫でしょう。

ガスじゃないから大丈夫でしょう。

海近くではないので余裕でしょって感じです。

地震保険はどこの保険会社を選んでも値段は同じだそうです。

地震保険は支払限度額が建物の半分になります。3,000万円だったら1,500万円といことになります。

3,000万円新築の家が、すぐ地震の被害を受けてもこれくらいの保険金です。悲しい。

とはいえ、地震大国の日本で国民が地震への備えを行えるようにと加入の促進という意向から年末調整時では地震保険控除が対象となり、最大で50,000円の控除を受けることができます。

地震保険も付帯するとその分出費が増えてしまいますが、控除がありますので抑えることができます。

地震保険に加入している場合は、年末調整や確定申告で控除を活用しましょう。

おすすめの特約

色々ありますがつけるとしたらこの2つ。

個人賠償責任特約

本人(家族含む)が日常生活や住宅の管理不備で他人にケガをさせたり、他人のものを壊してしまった時、線路への立ち入りなどで電車などを運行不能にさせてしまった時、または日本国内で受託した財物を日本国内外で壊したり盗まれたりしまった時の法律上の損害賠償責任の補償。

国内:1億円または無制限 ※10年一括だと無制限は選べないです。1億でいいんですが。

国外:1億円

弁護士費用特約

自動車でもつけることができますが、火災保険の特約の方では日常生活も、さらに被保険者本人、家族でも使えます。国内で発生した自動車事故を含む、偶発的な外来の事故によって身体の障害または財物の損壊などについて相手方に損害賠償請求をするための弁護士費用または法律相談費用を補償。

1事故・1被保険者あたり 300万円

最後に

私の火災保険は支払方法は5年一括でいこうかと思います。

水災なしで1年払い、5年一括、10年一括で保険料が違うのですが、よりまとめて払うほうがお得になるっといった感じです。どれくらい違うかを公開します。この価格はあまりでないものなので参考にしてください。

見えにくくなっているその他の特約は団体割、金融機関融資物件(築浅割)になっています。

注:10年払いでの地震保険は5年払いと金額一緒になっていますが、地震保険は自動継続のため、初回(5年分)の保険料の表示です。地震建築年割10%加味されています。

総額で見てしまうと10年払の方が5年払×2回より約5万円安く見えますが、地震保険5年分しかないので注意が必要です。住まいの保険の金額で比較してください。

地震保険を無しを選択する場合はそれぞれの金額を総払込保険料からひいてください。1年払いで見ても地震の保険料は2万円ほどです。そのため、5万円以下なので全額控除されます。

  • 1年払×5回

建物80,950円、家財26,850円なので約8,000円ほどコスト貢献できました。

  • 1年払×10回

建物161,900円、家財53,700円・・・・。

なんで!?

実は10年払いだと結果的に建物33,230円、家財4,870円高くなっています。計38,000円ほど高くなります。

1年よりも5年、5年よりも10年がお得な気がしましたが、10年を選ぶとひっくり返ります。

じゃあコスパがいい5年払一択じゃないの!!

ってものでもありません。

実は地域によって保険料って若干差があるそうで、ここ北陸はここ近年の大雪、雪害被害が大きいので保険料が秋くらい、年内から見直し(実質の値上げ)があるそうです。少なくとも2%ほどは上がるとのとの見方があります。

加えて、10年払には少し見えにくいですが支払限度額調整と記載があります。

この10年払は先(の値上げ)を見てのことなのでやや高めになっているようです。近年中に10年払そのものがなくなるとのことです。早ければ、来年から選べなくなるかも。

5年後のことは正直誰もわかりません。

年払よりも5年払か、10年払の選択だとは思いますが、どちらを選ぶのがいいかは難しいです。